どうしたらパチンコで勝てるのか?経済学と数字で考えてみよう。

僕は、昔、ヘビーパチンコユーザーだったのですが、パチンコ屋に足を運ばなくなってから、数年が経過しました。

ちなみに、確率300分の1以下、つまり、330分の1とか、385分の1とか、
そういった低確率・高出玉のパチンコでは、ほとんど当たった記憶がありません。
つまり、勝った記憶があまりないのです。
それなのに、なぜ、パチンコ屋に行っていたのでしょうね?

パチスロ4号機では、そこそこいい思い出がありますが、
実際のところは、下ろすことのできない貯金をいっぱいしてきたような・・・。

経済学と数字でパチンコ屋を科学する。

それでは、パチンコ屋とお客との関係を経済学と数字で計算してみましょう。

パチンコの台が吸い込むお金(売上)とお客が換金するお金(還元)の差額(控除)から控除率を計算すると、だいたい10%~15%の間に収まります。
控除率は、パチンコ屋では、1日単位で計算されています。

控除というのは、パチンコ屋の売上利益で、そこから、
台の仕入れなどの設備・原材料費、
従業員の人件費・電気代などの光熱費、
施設(建物・土地)のローン、
パチンコ情報誌などへの広告費、
ネット・紙のチラシなどへの広告費、
などなどが支払われます。

宝くじの控除率が53%以上ですから、ギャンブルとして見れば、パチンコは
良心的な部類に入るのかもしれません。

*宝くじの控除の話はこちらの記事を参考にしてください。

minisnet2016.hatenablog.com

経済学的に見れば、控除率が仮に10%として、
パチンコ屋に来ている客は、自分達が投資した額の9割の分配をめぐって、
回収額を争うゲームなのです。

例えば、パチンコ屋に来ている客全体が1ヵ月にわたって固定で来ていて、
客全体の持ち金を一つの財布と見た場合の当初資金が100万円だったと仮定します。

客全体で見ると、ひとりひとりの客は買ったり負けたりを繰り返すものの、
全体の財布を一つと見れば、控除が1割なので、たった1日で、
100万円は確実に90万円に減ってしまいます。

このとき、あるひとりの客は、「今日は万枚出して20万円換金したぞ!」
と叫んでいるかもしれません。また、別の客は、今日は2万円負けた、
とか、5千円の負けで十分遊べたなどとつぶやいているかもしれません。

一つ言えるのは、全体では、1日で確実に1割のお金がパチンコ屋に控除された
ということです。

結局のところ、パチンコでは、勝てるのか?

さて、この控除、筆者が今、エクセルで簡単に計算したところ、

1週間後(7日目の終わり)には、100万円が47万8千円に減っています。
すでに50%を切りました。

2週間後(14日目の終わり)には、22万8千円です。

3週間後には(21日目の終わり)、10万9千円です。
つまり、たった3週間で1割になってしまったということです。

4週間後には(28日目の終わり)、5万2千円です。


これを考えて、パチンコで「でも、俺は勝てる!」
と言い切れる人はいるのでしょうか?


経済学的に見れば、パチプロ、つまり、パチンコで生計を立てている
という存在も否定されてしまうような数字ですね。


では、週末も頑張ってパチンコでフィーバーしましょう!